「いやぁ、でもあれは大胆だったよ」



そう言いながら、「うんうん」と頷く茶髪くんを見て、ふと私は思った。



「あの、今授業中なんですけど、体調悪いんですか?」



何回もいうけれど、ここは保健室。
しかも今は時計が2時を回っていて、みんな授業中のはずだ。



体調悪くて保健室来たのかな……?



「俺、サボリー!」



茶髪くんはそう言うと、すごい勢いでベッドにバフッとダイブした。