「よし。この2人で学級委員はいいかな?」
誰も何も言わなかった。

「じゃあ、決まり。この後の司会進行よろしくな学級委員。」

「『はい。』」

どうしよう…学級委員なんて。
しかも、西島くんと2人なんて…。



1時限目が終わると、あたしは咲ちゃんの席に行った。

「咲ちゃ〜ん。どうしよう。あたし、学級委員なん…」

だめだ、視界が。あ、あれ。
あたし、倒れて…。

バタンッ

あたしの意識はそこで途切れた。