『咲ちゃん!ごめんねっ‼︎って、あれっ?!このパンどうしたの?』

咲ちゃんの座るテーブルには山盛りのパン。
「ルカのこと探してたら、いろんな人がこれどうぞってくれたの。並ばずにもらえちゃった」
咲ちゃん、それはそれはモテモテです…

『そっかぁ!咲ちゃんすごい!でも、こんなにあったら食べきれないね(笑)』

「そうよね〜。ま、いっか!とりあえずルカも座って、食べよ?』
マイペース咲ちゃん。

咲ちゃん、それよりあたしはさっきの出来事が頭から離れません…。
あんな事、咲ちゃんにも言えっこないよ。