「はい。次。西島ー。」
あたしの隣の席の男の子は、机に伏せて
いた顔をだるそうにあげた。
「はい。西島俊です。」
「おいおい西島。何か一言だけでも言えよー。お前の事、みんな分かんないぞ?」
「すみません。サッカー部です。よろしくお願いします。」
なんだかクールだな…。
眼鏡かけてて、いかにも頭いいって感じ。
大人っぽい。
綺麗な声だし。
でも、この声どこかで聞いたことあるような。
顔をよーく見てみる。
ん〜…。
あ!この顔。どこかで…。
『あーーー!!!』
大きな声を出して勢い良く立ち上がった。
そのとたんに椅子がひっくり返った。
指を差して、
『あ、あの時の!』
………。
みんながこっち見てる。
恥ずかしい…。
何か言ってよー…!
「どちら様ですか。」
え…。
覚えてないのかな?
もしかして、人違いだったり。
眼鏡かけてるし…違う人かもしれない。
だとしたら、あたしすごく恥ずかしい。
『す、すみません。人違いでした…。』
あたしは静かに椅子に座った。
その時、西島くんがあたしに向かってニヤッと笑ったのは気のせいだろうか。
あたしの隣の席の男の子は、机に伏せて
いた顔をだるそうにあげた。
「はい。西島俊です。」
「おいおい西島。何か一言だけでも言えよー。お前の事、みんな分かんないぞ?」
「すみません。サッカー部です。よろしくお願いします。」
なんだかクールだな…。
眼鏡かけてて、いかにも頭いいって感じ。
大人っぽい。
綺麗な声だし。
でも、この声どこかで聞いたことあるような。
顔をよーく見てみる。
ん〜…。
あ!この顔。どこかで…。
『あーーー!!!』
大きな声を出して勢い良く立ち上がった。
そのとたんに椅子がひっくり返った。
指を差して、
『あ、あの時の!』
………。
みんながこっち見てる。
恥ずかしい…。
何か言ってよー…!
「どちら様ですか。」
え…。
覚えてないのかな?
もしかして、人違いだったり。
眼鏡かけてるし…違う人かもしれない。
だとしたら、あたしすごく恥ずかしい。
『す、すみません。人違いでした…。』
あたしは静かに椅子に座った。
その時、西島くんがあたしに向かってニヤッと笑ったのは気のせいだろうか。