上を見上げると優しく笑う竜也がいた
「じゃ、帰ろう」
「うん」
そう言って私と竜也は歩きだした
学校を出てから少ししたところで私は前々から気になっていたことを竜也に質問した
「そういえばさ、なんで私の名前知ってたの?」
「え?」
「竜也がさスポーツドリンクくれたときに"アオキさん"って言ったじゃん、もしかして覚えてない?初めて話した日のこと」
「あぁ、覚えてるよ、けど言いたくない」
「なんでよ~!教えて!教えて!教えて~!」
私がしつこく教えて攻撃をしたら竜也もおれて
「~っ!見てたんだよ」
竜也が照れながら言った
「・・・なにを?」