「そーですけどー!毎日は辛いですー!」


「うるせーよ、合格しない青木が悪い」


「うぅ...」


ごもっともですけど...


すると先生は


「まぁ、とりあえず頑張れや、俺は職員室に戻る!」


「えぇ!待っててくださいよ~!」


と言ったけれど、先生は私の言葉なんか無視してスタスタと歩いて行ってしまった。

一人虚しく花壇の水やりをしていると


「アオキ・・さん?」


と後ろから聞き覚えのない声がした

"青木さん"って私のことだよね?

私の他に人はいないし・・

誰だろう、と後ろを振り返ると


「・・・?」