「・・竜也でしょ?」
私の大好きな、聞いてると落ち着く声
私の目をおおっていた手が離れる
いきなり視界が明るくなり目を細める
そして、だんだんと目にいれていた力を緩めていく
「当たり、よくわかったな。」
すると、優しく微笑む竜也がいた
わかるよ、当たり前じゃん
「へへっ、すごいでしょ」
なんてことを言ってみる
「おう、すごいすごい」
そう言いながら私の髪をくしゃくしゃしながら撫でてきた
「ちょ、ちょっと~!やめてよ~!」
「ははっ、ごめん」
無邪気に笑う竜也
この笑顔を見れるのは今日までなのかな?
ふぅ・・・