「う~、寒い~」

なんか、今日の卒業式にかぎって寒い!

なんでやねん!

はぁ~、なんて言おうかな?

竜也、どんな反応するんだろ

困るかな?それとも喜んでくれたりして?

そんなことないか・・・

はぁ、私、さっきからため息しかしてない気がする

これから告白するんだもん!

明るくいなきゃね!

よし、深呼吸しよ!


「・・すぅ~はぁ~すぅ~はぁ~」


すると、頭にズシッと重いものが乗っかってきた


「え?!なに?!」


そして両目を後ろからおおわれてしまった


「え?!だ、誰?」

「・・・誰でしょう?」


頭の上から降ってきた声、この声は