「ごちゃごちゃ言ってないで黙って俺達に付いてくればいいんだよ!」

「いやだ、放してください…放してっ!」


不意打ちで強く腕を引いた私に緩んでいた男の手はあっさりと私の腕を開放した


「この女!優しくしてやったらいい気になりやがって!!」

「っひ」

腕を外されたことにより逆上した男が刀に手をかけるのが目にはいった


「やめて!来ないでっ」


完全に刀を抜いた男がゆらりと近付いてくる

「俺に逆らった罰だ。あの世で俺に逆らった事をせいぜい後悔するんだな」


男は不気味に笑いながら刀を



ーーーー 振り落とした