「やった、ホテル着いた……!」


もう他の班がぞろぞろいて、 

梓が報告にむかった。


「仁菜ちゃんつかれたねー」

「でも楽しかったよね」


隼人と今日の思い出をふりかえった。


「仁菜、詩乃、ホテルキーもらったから行こ」


梓が指にキーをぶらさげてる。

詩乃もわたしも


ホテルの部屋に向かった


「あ、待って。
 二階ホールに荷物とりにいかなきゃじゃん」