「あ、ここじゃね?」 布由くんが指をさしのは甘味屋さん。 「あ~!そうかも!!」 難問かと思いきや わたしたちのすぐ目の前にあった。 戸を開けると 「ゴールおめでとう~~」 梓が盛大に迎えてくれた。 「あ、はい。うん、抹茶飲みたい」 「仁菜ちゃん」 隼人がわたしを呼んだ 「抹茶は飲んじゃったけど、抹茶チーズケーキ頼んどいたよ」 指の先が示したのは…… 「隼人神!ありがとう!!」