電車から下りて、あたしは涼平の隣に 行って歩いた。 「あれ?美奈?おはよ」 「おはよう、優樹菜」 「二人、どうなったの?」 仲良く登校していたら、優樹菜が少し びっくりした様子で聞いてきた。 「あ、うーんと、付き合うことに、なり ました」 「え?まじ?よかったね!じゃぁ、邪魔 物は先に行きますね?」 「あ、うん」