ーコンコン


「九条、入るよ?」


特に返事はなかったけれどドアを開ける。


寝てるのかな?


「九条、お粥作ったからもし食べれそうなら食べてね」


一応声をかけるものの、声はない。


表情を見るとなんだかとても苦しそうな感じ。


そして、すごい汗。


タオル……そうだ!タオルで汗ふかなきゃ。


準備しておいたタオルを額にあてて汗を拭く。


やだな、こんな時にもドキドキしてるとか、本当にありえない。


するといきなり




ーパシッ