お部屋はモノトーンで揃えられた九条らしい部屋だった。


生活感が全然なくとても綺麗。


でもそれが九条らしくて違和感があまりない。


「そうそう。このゲームの続きがしたかったんだよね〜」


そう言いながら、お目当のゲームを手に取り始めようとしてある七海くん。


「ったく、お前は」


その姿を呆れながら見つめている九条。


でも、いつもとやっぱり様子が違う。