「まぁまぁそんなことよりもーー、
里菜ちゃんの話聞かせてよーー。
好きな人いるの??」


「実はねー好きな人いるよ!
誰にも行ったことなかったけど。

でも叶わない恋だってわかってるからさー」


ふぅ。
うまくどうにかタケルの話しなくて
済みそう!!

それにしても里菜ちゃん好きな人いたんだ!

「誰?学校の人?」

「え?うーーん。
あのね。びっくりしないでよ?」

え。そう言われると、こっ怖いんですけど。
大きく頷くとこっそりとその名前を言う。


ええええーーーー!!!



ええええーーー!!!!

二回驚きますよそりゃ。

なっなんと!そりゃ!
禁断の恋ってやつじゃあー
あーりませんかーー!!

なっ何と高度な恋をしているのですか
里菜ちゃん!

いや、里菜ねえさん!