「はやくしろよ」

うっ。こっ怖い…
一瞬でもかっかわいいと思ってしまった私…
さようなら〜〜

いちごを廣田くんの口に放り込むと、
また幸せそうな顔しているし…
もうなんかなー
ほんと調子狂います!

はぁ。

「ごちそうさまでしたーーー」

私たちは店を出て、
最寄りの駅まだ歩いているのですが…
緊張する…

…えーい!私謝る!!ちゃんと!!

「今まで本当にごめんなさい!!」

「なにが?」

そうですよね。急に…

「今まで結構廣田くんに酷いこと
言ってたんじゃないかって思いまして…」

「急にどうした?頭壊れた?」