沈黙が続き、
ホチキスの音が教室に響き渡る。

私結構ひどいこと言ってるのに…
廣田くん…手伝ってくれるんですね…


カチャカチャ

カチャカチャカチャカチャ


「あのさ」

「はい!」

カチャカチャ

カチャカチャカチャカチャ


え?沈黙ですか?
なっ。
えっと…今私話しかけられましたよね?

「あっあの…」

「なに?」

ええええーーー!なにって!
私が聞きたいところなんですけど…




カチャカチャカチャカチャ

カチャカチャ

「なっなんでもないです」