「隼人、なんで??」


「こいつにも聞いてて欲しいから」


さつきさまは今にもテーブルに置いてあるナミナミナついであるお冷を投げつけてきそうな雰囲気。

「話したいことあるっていうから来たのに、この人いるなら帰る。」

えっ?なっなんなら私消えますけど!!!
席をはずそうと、立つと私の手首をガシッと掴む廣田くんの顔は真剣で…その場で椅子に座る。

「さつきさん。逃げずにきいてほしい。俺ももう逃げるのやめたから」


さつきさんも立ってカバンを持っていたが、
カバンを置き席に着いた。


「俺、三浦湊が好きだから。こいつと付き合いたいって思ってる。だから、さつきさんとは付き合えないし、こいつに迷惑かけないで欲しい。」