「ぷっ」
?
「あんた遊んでねぇで早く終わらせろよ」
「え?」
ええええーーー!
なぜここに!廣田くんが居られるのですか??
「ホチキスかせ」
「え?いいです!1人でできますから!」
「あのさ、そんな調子でやってたら、
朝までかかるだろ」
うっ…確かに…
正直終わるか心配ではありますが…
廣田くんが私の隣に座り、
カチャカチャと
プリントにホチキス止めをしてくれている。
「あ、ありがとうございます」
「別に。
まだ足痛いんだろ?
今日も送ってくつもりだったし、
待ってるの暇だから」
「え?なっ!もう足大丈夫ですから!!
気にしないでください!!1人で帰れます!」
まさか…また下駄箱で待ってて、
私来ないから、
心配して教室に来てくれたのですか…?