後ろを振り返ると廣田くんが
私の後ろに立っている…
ぎゃあーー!ーーーーーー
さっさっきまで女子に囲まれてましたよね??
なぜ…なっなぜ…
やっぱり無理です。近い怖い…ひゃーー
1メートルの距離を保ってください!!
「足は?」
ひっ。
しかも
女子の視線を感じるのです…。
ひょえーーー
ヘルプーーー
里菜ちゃんーー!!
「あっ廣田くん。もう湊平気みたいよ?」
固まってしまった私の代わりに里菜ちゃんが答えてくれた。
アザ〜す里菜ちゃん!
ナイスフォロー!!
って里菜ちゃん!あなためちゃくちゃ目がキラキラしてますけどーーー!!
里菜ちゃん…こっ興奮してます??
「あっそ。ならいーんだけど」
「うちの湊がお世話になりました!」
ふう。。
言い終わると席に着く廣田くん。
よかったーー1メートル確保!
安全地帯です!
「やだーー湊!初めて話しちゃったよーー。
でも、廣田くんがまともに話してるの初めて見たかも!きゃだ!どうしよう!まじちょー嬉しい!
今日は記念日だな!うんうん!きゃ!」
そっそんなにキャピキャピ…
…廣田くんってすごいんだな。
ちょっと話すだけで、こんなにも人を幸せにしちゃうなんて…
羨ましい限りでございます。