「ふーん」
なんですか？その冷たい目は！！
なんか怖いんですけど！！！

「なっなんですか！」

「結局ヨリ戻すのか？」

「へ？」

考えてもなかった…
そんなつもりはないけれども…
その可能性もあるのか？
うーんどっちだ？

…わかりません…

「ふーん。戻すのか」

「なっなんですか！まだ答えてないですし！
でも廣田くんには関係ないじゃないですか！！！」

「そーでもない。」

そーでもない？？？

「なんで！」

「甘いもん食えないだろ？」



…なるほど。そういうことですよね…やはり。
なんか少し期待してしまった私って
本当にばかすぎる…

「甘いものなら付き合いますよ？いつだって」

「…ならいい」

ったく！なんかムカつくんですけど！！！
けっ！自分は彼女いるではないですか！！！
もうーほんとやになる！

ぺっーぺーーーだ


「なんで睨んでんだ？」

「別になんでもないです！！」

「なんか怒ってんだろ？」

「別になっ…」

え？えーーーーー！

痛いです。
廣田くんが私の両頬を引っ張ってるし。。。

「いたいれすーなにするんレスかー」


「なんか勝手に怒ってるからムカついた」

ケーーーッ！こっちの気も知らずに、
ったくーもーこらーデリカシーなさ過ぎですーー！

「おこってませんーのではなしてくだいー」

はっ。ようやくはなしてくれた…もうなんてことするんですか！

「あっ。ちょっと強くやりすぎたな。
顔赤くなってる。わりぃ。」

だからまたそれーーー！ほっぺに手をあてるのやめてくださいー！恥ずかしい。もっと顔赤くなるし…

…
ちらっと廣田くんの目を見ると、
バチっと目が合ってしまい…

ひゃぁーーーーーもう失神しそう。



「だっ大丈夫ですから…」

「…わりぃ。」

「ほんとです！だめです！」

勘違いするじゃないですか！！
とは言えませんけど、
…この人自覚なくこーゆーことするから、
ほんと罪な男です！！