…コッコの声は!!!

なっなぜ廣田くん…

「…びっくりするじゃないですか!」

「あんたが気がつかないだけだろ?」

…まぁ黄昏てたもでして…

「今日は泣いてねぇな」

ヨシヨシ…と、頭を撫でられている私…

なっ。なにするんですか!と言えず、
むしろ…なんか落ち着く。


もしかして…

「心配してきてくれたんですか?」

なっなに聞いてんだろ…
期待しちゃってばかみたい。

「あー。あんたが泣いてたらやだからな」

…なっなんて甘い言葉を言い出すんですかーーー!
かぁーーー
沸騰寸前です!



やっやめてください!もう!
なんか恥ずかしいです!
なんて、声に出して言いそうになってしまう…


「…で?平気だったのか?」

「うん。タケルならもう大丈夫。
学校も来週から来れるんじゃないかな。
私もちゃんと克服できたみたい。
もしかして、またこれのおかげかな?」

スマホについた縁結びのお守り。
このお守りのおかげで、
タケルに再会することができた。
嫌な思い出も、今ではいい思い出。

お守りよ!ありがとうござんす!