そうそう。
そしてオレは三年になってから、偉〜い生徒会長サマに就任していた。
ついでに一花を書記につけて。
いや、なんでって…
あの頃から一花は、オレが近くにいねーと何もできないっていうか…
いつも構ってやってんだから、オレのためにせいぜい働けっていうか…
だから……
「あー、また一花に仕事任せてる!このヘコタレ会長!」
「あのなぁ。こいつが単純な作業に手こずってるだけ!なんならお前らでやりやがれ」
「ちょ…、なんでうちらが!」
「いいっていいって、千香ちゃん。オレらで手伝っとこ」
で、いきなり入って来たこいつらは副会長。
大翔(ヒロト)と千香(チカ)。
厄介なことに二人は付き合ってて結束力が2倍。
「大翔が優しい男で良かったー。イッチーみたいな男は絶対イヤだもん。オレ様サイテー」
「イッチー言うな。しかもオレ様てなんだっつーの」
「うわっ、自覚なし。最悪」
「千香ちゃん、一応会長サマだから。それくらいにしとこ」
粋がる千香を大翔が抑える。
なんだお前らわ…(汗)