誉「ではこの国の魔法について御説明します。
この国に存在する魔法は全11属性あります。
火、風、水、氷、雷、土、光、闇、癒、無、神。

その中でも光、闇、癒は特殊能力とされ、
無、神は今では誰も使うことのできない古代の
魔法になっています。

無属性は重力、千里眼、言霊など、形に表れないもの全てを操ることが可能とされ、神属性は、善の力を増幅し、悪の力を抹消する力があります。」



なるほど…
神の知識より、世界をきちんと理解している方が知識があるのか。


そして私は、誉から世界について色々学んだ。

普通の人は魔法が1〜3属性に対し、誉は神属性以外の10属性、私は全属性あること。
私達二人は全てが他の人より完璧なこと。

この世界には魔導士ギルドが存在し、
ランクが下から
E. D. C. B. A. S. SS. SSS. α. β. γ.
があること。

私と誉は世界初のγで二人のみ。通り名は
私は天使、誉は悪魔、二人で白黒の聖者。

グライル帝会議というものがあり、
火帝、風帝、水帝、氷帝、雷帝、土帝、光帝、
闇帝、全帝、天帝が存在し、
私は天帝、誉は全帝とされている。
(βランクは帝達、αランクは現在一人)

それに、私はこの世界の安倍晴明らしい。
それで、悪い敵…つまり妖怪等を協力して
倒すみたいなんだ。
十二天将をまだ選んでいる最中…だって。





佐久良「世界については、なんとなくだけど
理解しました。聞きたいことと頼みたいことがあるのだけど…いいですか?」


誉「…はい。」


佐久良「先に頼みたいこと…敬語をお互い
やめませんか?
同い年だし、堅苦しいのは嫌です。」



誉「わかりました。ただし二人だけの時です。
では…佐久良、聞きたいこととは何?」



私は、疑問だったこと…
何故そんなに強いのに私はベッドにいるのか
聞くことにした。