私は
「流石にここでは言えないので、1S専用の
会議室でいいですか?」
と言い、会議室で先生の事を尋ねてみた。



佐久良「コウザ先生に聞きます。
貴方は元王国騎士団団長、魔武…
そしてαランク冒険者、羽流。
あっていますか?」


コウザ「何故その事を⁉︎
知っているのは理事長だけだ‼︎
…お前らは王国の差し金なのか?」




まぁ、怪しまれても仕方ないか?




誉「いいえ、違います。
これは、彼奴らを読んだほうがいいですかね。
少しすみません…。

《[通達]十二天将…招集します。
もしかしたら、最後の六合が決まるかも
しれないので、安倍晴明様の学園の1S会議室へ
10分以内来なさい。
帝達全員が、この学校を見張っているのは
知っていますよ。》」


ちなみに《》の声は先生には聞こえてないよ。
私は聞こえたけどね。


そして10分後、十二天将が揃った。




コウザ「これは一体…御説明願います。」




佐久良「私が御説明します。
今居るのは十二天将です。
兼…帝、勇者と言えばいいでしょうか?」


誉「南宇宙は『安倍晴明様』。
貴方には、十二天将の六合になって
いただきたいのです。」




コウザ「安倍晴明と十二天将は伝説だと
思ってたのに、私が…ですか…。
…………悪い人達ではなさそうなので
やらせていただきます。」




佐久良「ありがとうございます。
これで全員揃いましたね。
ではせっかくなので、自己紹介をしましょう。
帝達も、私達の事を全然知らないですしね。」




誉「では先生、火帝、風帝、水帝、氷帝、
土帝、雷帝、光帝、闇帝、翠、風香、僕、
宇宙の順で話しましょう。

とりあえず
『〔防壁陣〕』
これでよし…っと。

先生、お願いします。」