佐久良「宇宙って言う人、二人の大切な人で
既に亡くなっているそうよ。
人の過去を思い出さないの。」



誉「それは…失礼しました。」


佐久良「私が宇宙さんに似ていると言ったね。
なら、私を宇宙と呼べばいいわ。
学校に行く時の名前、決めなきゃいけなかったから丁度いいわ。
誉、貴女もう敬語を省いていいわよ。」


誉「わかった。僕の事は和希と呼んで。
敬語は普段は使っているだけだから。」




そういえば、勇者の名前公表されるのよね。



佐久良「そういえば、勇者の名前公表するみたいだから別名考えといたほうがいいよ。」



慧「じゃあ宇宙が考えろよ。」


流乃「確かに。ウチも任せる!」




え〜、責任重大?いい名前にしなきゃ



佐久良「私は南宇宙、誉は鈴宮和希だから、
流乃は春瀬風香、慧は北原翠でどう?」



誉「いいと思う。
とりあえず二人に明日魔法について教え、
5日後の入学式に備えてもらわないとな。」



あ、忘れてた。
入学式っていうのは魔法の学校だよ。
もちろん学問もあるけど、二人とも頭いいし
なんとかなるでしょ。




そして5日後
私達の物語が幕をあける。