私と誉は、流乃と慧を連れて佐久良パレスに
戻ってきた。




佐久良「誉、少し退出して貰える?」


誉「わかりました。ただし5分ですよ。」


佐久良「はいはい。」



そう言うと誉は部屋から退出した。





2人は戸惑っているようだ。


佐久良「並木流乃さんと宮内慧さんですね。

私はサクラ・マーベラス・テンジン・ローレン・カムイ・フルール・ロウです。」


慧「サクラさんですね、何故俺たちの名を…
しかも日本語を話せるのですか?」

流乃「貴女何者なの?」



怪しまれるのも、仕方ない…か。




佐久良「私の前世は南宇宙といいます。
前世の記憶があったから、貴女達の事は
存じ上げています。
しかし、私はこの世界での10歳までの記憶が
ありませんが。」


慧「そうか。納得…出来なくはないな。」


流乃「そうだね。言われてみれば、中身が
宇宙のまんまだ。
だけど10歳までの記憶がないって…」




佐久良「それは誉から聞いて。
あと、ここの言語使えないと意味ないから
言語機能をあげる。
このブレスをつけておいてね。」



誉「佐久良様、5分経ちました。お時間です。」




佐久良「私は名前だけ告げたよ。
あと10歳までの記憶がないってとこと。」


誉「わかりました。
では、僕はホマレ・サーレンス・ヤミカゲ・ヘルム・フルール・カムイ・ロウです。
佐久良様の従者です。」



従者と言っても、親戚なんだよね〜
相変わらず人前では堅苦しいのね




流乃「並木流乃です。」

慧「宮内慧だ。」



誉「では、簡単に事情を御説明します。」



誉はこの世界について、簡単に説明した。




慧「わかった。戦えばいいんだよな。
宇宙のためだったら!」


流乃「そうね。」



誉「宇宙?誰ですか?その方は。」



誉にも、宇宙の事言っていないもんね。

二人はしまったって顔をしてるな〜