神と従者と2人の勇者達…

神と従者は私と誉
2人の勇者…ってことは、
小説であるような異世界召喚?
それとも元から存在する魔王に立ち向かう人?


それにしても『達』ってどういうこと?



佐久良「2人の勇者って……」


誉「あくまで僕の推測だけど、
王族が異世界召喚をすると思う。

異世界召喚は、1人の命を犠牲に勇者1人が
召喚される。
だけど、魔王が召喚したら
なりふり構ってなんかいられない…。

まぁ世界で禁止されているから、
多分帝会議や世界のトップ等で会議するよ。
もちろん、僕達は帝として、フルールとして、
反対するけどね。

結局は、召喚するんだろうけど…。」



やっぱり異世界召喚…
こんな争いのある時代に、知り合いが
勇者として選ばれない事を願います。



佐久良「そう…。
でも『勇者達』ていうのはどういう…?」


誉「この世界では12歳から18歳までは
学問が義務付けられているんだ。

12歳から15歳が通う学校は学問だけだから
5歳の時に終了しているんだけど、
15歳から18歳のは、魔法を使用する為に
魔力が安定するこの頃しか出来ないんだ。

だから多分、同じ学校のとある生徒達に
手伝ってもらう…
又は帝達…十二天将って事…」




佐久良「なるほど〜。」



その後この世界の両親がやってきた。
両親は記憶喪失…と言うと、悲しんでいたけど
生きている事を喜んでくれた。





私はその日から努力して、10日で佐久良の
身体を元通りに動かせるまでに回復した。





そして魔法の訓練などをして、
時は4年後…魔王がついに復活した。