(佐々木さん、彼女いたんだ・・・。


ハハッ・・・そりゃいるよね、イイ人だもん・・・笑


私・・・バカだな。)







恋って楽しくてキラキラしてるばかりじゃないんだね






こんなに涙があふれでてしまうんだ・・・






ダッダッダッダッ






もしこの顔が佐々木さんに見られたらなんて思われるだろう。












そうなる前に、私は走ってパン屋から抜け出してしまった。






















「えっ・・・あむちゃん・・・!?」





















佐々木さんに私が居たことバレてないといいな・・・







私はこの日はじめて、恋の切なさを知った


それは、苦くて甘酸っぱいものだった。