細川クンと…少し前は笑って抱き合ってたのに。





こういう小さな変化で、全てが崩れ落ちる。



悔いばかりが残る。

そして、細川クンが書く字の上に涙の滴が落ちる。





明日、向かう。

何言われたって…行くんだ。



決めた私は、細川クンからの手紙をしまい、眠った。



細川クンとの距離が縮まりますように……。







______……







早くから家を出た。

細川クンに会う為。

何だか…何が何でも早く行きたかった。