「何…考えすぎ…」


「じゃあ、どうして一緒にいるの。
さぁ、教えて」




梨花はもっと私のほうに詰め寄る。



「…昔のこと謝って、でも友達になれた。
連絡先も…分かった」


「友達に?連絡先も?杏菜、おめでとう」


梨花が私を抱きしめた。



「良かったねー。距離も縮まって」




そして、梨花らと一緒にいた子達といた。
みんな大はしゃぎだ。




「嘘でしょー、俺もういいわ」


そして、細川クンの天然さに笑ってる自分もいた。
少し細川クンと縮まっていた気がした。