「杏菜、かわいく見せて」
梨花がそう言ってくる。
私は「ありがとう」と突き放した。
だって…好きな人にも笑われてるんだよ?
こいつ天然だって馬鹿にされるよ。
私は凹みながら、ノートを写していく。
「ねぇ…杏菜ぁ〜、クリスマスどう?イブの日は?」
「全くだよ。ノープラン!」
そうだったよね。12月だね。クリスマス。
充実していたい。
「その日によってクラスにいる部活のメンバーで、パーティーしようって。聖也らが企画してる」
聖也は、部活内でもクラスでも宴会部長であり、細川クンの親友的存在。
梨花がそう言ってくる。
私は「ありがとう」と突き放した。
だって…好きな人にも笑われてるんだよ?
こいつ天然だって馬鹿にされるよ。
私は凹みながら、ノートを写していく。
「ねぇ…杏菜ぁ〜、クリスマスどう?イブの日は?」
「全くだよ。ノープラン!」
そうだったよね。12月だね。クリスマス。
充実していたい。
「その日によってクラスにいる部活のメンバーで、パーティーしようって。聖也らが企画してる」
聖也は、部活内でもクラスでも宴会部長であり、細川クンの親友的存在。