いつからだろうか






君が俺のことを本宮くんと呼ぶようになったのは











いつからだろうか








茉莉が俺を来威と呼ばなくなったのは










茉莉は俺と会うたび話しかけようとしてくる









そんな時俺はどうすればいいかわからなくて都合のいい女と逃げるんだ













茉莉が何を話そうとしてるかは分かってる










きっと君はあの時の返事をしてくれるんだろう











だけどその答えが良くないって言うのを俺は知っているから...












きっと俺はその答えを聞くのが怖いんだ





俺が発した2文字のせいで茉莉が苦しんでいたのを知っていたから









でも本当は






















君の好きなやつが俺じゃ無いってことを知っているから