毎日毎日苦しくて
もう嫌だって 投げ出して
知らない道へと走り出す
知ってる場所から逃げ出した
僕はどこへ行けばいい?
いつもの〝常ツネ〟から逃げ出して
知らない今日に駆け込んだ
あの日に逃げた僕のこと
明日の僕が 責めてくる
今 逃げ出した 僕のこと
昨日の僕が 責めてくる
また逃げるの?って 責めてくる
あの日逃げた私を
明日の私が追い詰める
苦い記憶と痛い結果
もう嫌だと囁いて
そっと安い涙こぼした
逃げても 逃げても
すぐに追いつかれて
その度に 逃げて 逃げて 逃げて…
逃げても解決しないの
向き合って倒さなくちゃ
いつまでだって追いかけてくる
あの日に逃げた僕のこと
明日の僕が責めてくる
思わず逃げた私へと
明日が結果を突きつける
今また逃げた 僕のこと
昨日の僕が責めてくる
逃げて 逃げて 逃げて 逃げた
そしてまた声が聴こえる
静かな声に恐怖を覚えた
泣きそうになって
それでも逃げた
〝また、逃げるの?〟
シンプルな問いかけ
僕は 私は
それに答えられなかった
後悔しないように 前を向いてよ
疲れきる前に 向き合おうよ
明日のあなたが笑えるように
《おわりに》
気がすむまで逃げてから
今度は向き合ってみて
明日のあなたが
呼吸のしかたを思い出せるように
追い詰められて冷えた体が
もう一度
動き出すように