ハァ…と早瀬はため息をした。

「じゃあ、勝手にしろ!」

少しキレた様に椅子から立つ。

はぁ?逆ギレかぁ?

「お、お前!
本当に俺は知らないからな!」

「なんなの!?しつこい!」

ガラガラっと怒りながら、
ドアを開けると、

早瀬は背中越しで、
捨て台詞のように言った。

「最後に1つ…
お前の心友?山田 美雨。

あいつには、
近づかない方が良いから。」