「横...いい?」

「どうぞ~。」と、私は言う。

あ、そういえば翔くんともよくベンチでご飯食べたな。と翔くんとの思い出がよみがえってきた。

他にも急にいろんな思い出が浮かんできた。

「大きくなったら、結婚しよう。」

「え...なん...で、それを?」そういうと、かけるくんは笑った。

「だって、それは、翔くんの...」「かけるね。」

「ちが...そうじゃ...」そういえば私よくかけるをしょうってよんじゃててかけるって

直されてたっけ......「思いだした。......かけるくん。」

「うん。ー、あのさ...」かけるくんはそこまでいうと顔を赤らめた。

「なあに?」

「まだ結婚なんてはやい。だから......俺と付き合って下さい!」

嬉しくて涙が出てきた。

「はいっ!よろしくね。かけるくん。大好き。ずっとずっと会いたかった。」

「俺も...ずっと探してたよ。あみ。



そうして私達は高校1年の夏を迎えた。