そこまで言うと少し間が空いた。

「僕、三国さんが前から好きでした。仕事に熱心なところも、僕みたいな後輩にも優しくしてくれる三国さんにいつの間にか惹かれていたんです。」

えっ…。

知らなかった…。

全然いつも通りだったし。
それとも私が鈍感だったのかしら?

うれしい。でも…。