「繭、これなんかどーだ?」

俺がオススメしたのは絶対繭が断りそうなロックな服。

んー…と顔をしかめている。

「却下よー。これなんかどう?」

繭持ってきたのはいかにも女の子のフリフリの服。

ありえねえ。

「却下。」

こんな会話を服も靴もいろんな場所でして、やっと決まった頃にはもうお昼。

「疲れた…ちょっと座って休憩しよ?」