れいちゃんの隣にある扉がなんの前触れもなく荒々しく開いたのだ。


れいちゃんは頭が悪いわけではなかった。

ただ、タトゥーがあっても大丈夫な学校に来ただけだった。

れいちゃんはタトゥーがなければただの純粋な女の子だった。


れいちゃんは突如おこった事に驚き大きな声をあげた。

それはれいちゃんだけではなく他にも声をあげた人がいた。