「そうですか……」 お兄様は、どうしてお母様達の事を避けているのだろうか? 「姫奈も座ってご飯にしなさい」 「はい」 朝食を取ってから部屋に戻る。 プルルルル 本を読んでいると怜夜様から電話が掛かってきた。 「もしもし」 ー「あぁ、姫奈か。おはよう」 「おはようございます怜夜様。」 ー「今から溜まり場に来ないか?」 「あ、行きたいです」 ー「あぁ。待ってる。支度して来い。」 「わかりました。」