「可愛いな」




そう言って私の頬にキスをした怜夜様。





「「「「はっ?」」」」





お兄様達とアランがビックリした様子だった。






「ちょ、二人どういう関係!?」






「こういう関係だ。」






希沙様の質問に、怜夜様はなんと……





見せびらかすように私にキスをした。






リップ音を立てて唇を離した怜夜様。






「「「はぁぁぁぁぁ!?」」」





「……………」





大声を上げるお兄様達と、無言で眉間に皺を寄せるアラン。







「いつのまに……」





「うそ……」





「俺の姫奈ちゃんが……」





「ちっ」