次の日、朝起きてリビングに行くと珍しく怜夜様が起きていた。 「姫奈おはよ」 「姫奈ちゃんはよー!」 「今日もキューティーだね姫奈ちゃん」 お兄様を筆頭に挨拶をする皆さん。 「姫奈、はよ。よく眠れたか?」 「あ、はい怜夜様。昨日はあまり眠れませんでした。」 「嬉しすぎてか?」 ククっと喉で笑う怜夜様。 「はい」 「そうか」 嬉しそうに私をフワリと抱きしめた怜夜様。