12月2日土曜日

ベットに寄りかかって寝てしまった私は微かに聞こえる目覚まし時計の音で目を覚まし、体を伸ばしながらパソコンヘと向かった。

受信ボックスをクリックすると、1通のメールが届いていた。

『お久しぶり！
　同窓会ねー、楽しそうじゃん！開こう！住所は僕が全員分調べておくから、裏面の印刷だけお願いします！印刷終わったら連絡して！千夏の家まで取りに行くね！
　　　　　　　　　　　笹野健斗』

読み終わると私は無意識にガッツポーズをとっていた。

「やったぁー！」

小さくそう叫んだ私は「よし！」と勢いよく立って昨日入るのを忘れていたお風呂へ向かった。