「なるほど。では優木さんが企画を考える上で大切にしていることとは何ですか?」
模範解答のない質問が出てきた。どうしよう。ヤバイ、冷や汗が出てきた。何か、何か答えなくちゃいけないのに。
「えっと、あの、私が大切にしていることは・・・自己満足です」
「自己満足ですか?」
「はい。私が迷っていたときにそう言ってくれた人がいました。自己満足が自分にとって最高の企画。その言葉と最高のパートナーがいてくれたから、そしてたくさんの応援があったからこの企画をやり遂げることが出来たと思っています」
「最高のパートナーというのは、仕事仲間ということでしょうか?」
「・・・最初は、高嶺の花だなって思ってました。同期だけど私とは全然違う。だから、一目置いて接してました」
そう、最初はそうだった。少ない人数の中でも一際目立つ存在。同期なのに私よりもどんどん先に進んで、あっという間に社長の右腕になってしまった。
「・・・ちょっと、僻んでたんですよね。まったく認められない自分と比較するたびに。だからパートナーなんて考えられませんでした」
模範解答のない質問が出てきた。どうしよう。ヤバイ、冷や汗が出てきた。何か、何か答えなくちゃいけないのに。
「えっと、あの、私が大切にしていることは・・・自己満足です」
「自己満足ですか?」
「はい。私が迷っていたときにそう言ってくれた人がいました。自己満足が自分にとって最高の企画。その言葉と最高のパートナーがいてくれたから、そしてたくさんの応援があったからこの企画をやり遂げることが出来たと思っています」
「最高のパートナーというのは、仕事仲間ということでしょうか?」
「・・・最初は、高嶺の花だなって思ってました。同期だけど私とは全然違う。だから、一目置いて接してました」
そう、最初はそうだった。少ない人数の中でも一際目立つ存在。同期なのに私よりもどんどん先に進んで、あっという間に社長の右腕になってしまった。
「・・・ちょっと、僻んでたんですよね。まったく認められない自分と比較するたびに。だからパートナーなんて考えられませんでした」