中学生になっても好きな人なんてできなかった。

ずっとずっと、しゅん君だけが好きだった。

ずっとずっと、また笑いながら自然に遊べるようになる日がくると信じていた。

そんな夢のようなことはまったくおきず、私は高校生になった。

そして、高校1年生になっても私の気持ちは変わることなく、しゅん君がいつかむかえにきてくれるんだ!なんて、夢見ていた。