しゅん君と初めて会ったのは家の近くにあった公園だった。
私が5歳でしゅん君は10歳だった。
しゅん君にとったら私なんて妹以下の存在だったんじゃないかなって思う。だって5歳も年がはなれてるし、おまけに初対面で
「しゅん君のお嫁さんになる!」
だなんて。
我ながらちょっと、いや、相当?神経がずぶとかったんだと思う。今じゃこんなこと死んでも言えないよ。
そんなこんなで実は家が近所だったり、親が仲良かった。なんてことがわかって、私としゅん君は仲良くなった。
毎日お互いの家をいききした。
しゅん君がどこか遠いところに行くって言ったら私もついていったし、私が遠いところに行くって言ったらしゅん君も一緒にきた。
それが私達のあたりまえ、だった。
そんな当たり前はしゅん君が中学校に進学したことによってなくなりつつあった。
でも、優しいしゅん君は時間があるときはお家に遊びにきてくれていた。
でも私が中学校に進学するころにはそんなこともなくなり、しゅん君を見ることすらなくなっていた。
私が5歳でしゅん君は10歳だった。
しゅん君にとったら私なんて妹以下の存在だったんじゃないかなって思う。だって5歳も年がはなれてるし、おまけに初対面で
「しゅん君のお嫁さんになる!」
だなんて。
我ながらちょっと、いや、相当?神経がずぶとかったんだと思う。今じゃこんなこと死んでも言えないよ。
そんなこんなで実は家が近所だったり、親が仲良かった。なんてことがわかって、私としゅん君は仲良くなった。
毎日お互いの家をいききした。
しゅん君がどこか遠いところに行くって言ったら私もついていったし、私が遠いところに行くって言ったらしゅん君も一緒にきた。
それが私達のあたりまえ、だった。
そんな当たり前はしゅん君が中学校に進学したことによってなくなりつつあった。
でも、優しいしゅん君は時間があるときはお家に遊びにきてくれていた。
でも私が中学校に進学するころにはそんなこともなくなり、しゅん君を見ることすらなくなっていた。