「ここ」


付いたのは、透き通った浅めの川。


「お盆が近くなると蛍が飛び出し綺麗なんだ

そん時は夜に来ようなっ」


「うんっ

うわっ冷たーい!ほらっ」


川に手をつけたかと思うと、そのまま俺に水をかけてきた。


暑くなってしたとはいえ、水は冷たくて気持ちいい。


「やったなー

これでもくらえっ!」


クスクス笑ってた彩に俺も水をかける。


「きゃっ
もー、許さいんだからね!」

「うわっ
やめろって、ぎゃー」