「圭くんと麗奈ちゃんね
よろしくねっ」
「ねぇ、私のことは麗奈でいいからさ
彩って呼んでいい?」
「うん、わかった
麗奈」
きゃーとかいいながらはしゃぐ女子2人。
いつもの事ながら女子のツボは良くわかんねーな。
「憐斗そいや今日どする?」
「何の話だよ」
主語をいえ主語を。
「俺の親友憐斗くんならわかってくれると思って言ったのに
俺もう泣きそうしくしく」
「勝手に泣いとけ
で、結局なにが」
無き真似をする圭にチョップを入れつつ聞いてみると、急に真顔になる。
‥‥真面目な話か?
「そらもちろん
放課後どうするって話よ」
「‥‥くだんねー」