私は黒板を確認する。


どうやら前から出席番号順のようで、


か と よ ではずいぶん離れていた。




「ちぇー。麻友と離れちゃった…」




「だね…またHR終わったらだね。」




「うぅ〜……まゆぅ〜……またね……」



「またね。」




私はいつものように静かに返事をすると

優は冷たいだのなんだの言ってる。

本当に優は可愛いよ。




「おい、優とはなしすぎ。」




「へ?」



「ププッ…」



「ん……んだよ…」



後ろにいたのは顔をほんのり赤くした園田。

女子に嫉妬するなんて…

そんな園田は少し可愛かった。

思わず笑ってしまった。






バンッ!!!







えっ………?