恋クル。〜恋をするときが私にもクルなんて〜

恋愛(学園)

川谷むにあ/著
恋クル。〜恋をするときが私にもクルなんて〜
作品番号
1292587
最終更新
2016/01/12
総文字数
3,683
ページ数
9ページ
ステータス
未完結
PV数
50
いいね数
0
私は川崎麻友(かわさきまゆ)

この春から蓮ヶ丘高校1年生。




「ねねね、見てよあれ!今年の注目イケメン!
平沢俊哉くんだって!!!!」





「平沢……俊哉?」



見るからに馬鹿そうだ。


チャラチャラしたネックレスをして…


髪の毛は茶髪で、瞳もうっすらと茶色い。


よく見たらイケメン…なのかな?






「ええっ⁉︎麻友、知らないの⁉︎
私超タイプだわぁ〜♪狙っちゃおうかな?」





そういって朝からテンションMAXで話しかけてくるのは、私の大親友の吉川優(よしかわゆう)。

優とは幼,小,中,高とおなじで
とっても仲良し。だとおもってる!


名前の通りとっても優しいの。



そんな優がわたしは大好き。




そして今、優との会話にも出てきた、
注目のイケメン。平沢俊哉(ひらさわしゅんや)。





………





私は後にコイツと……





「てゆうか優、彼氏いるじゃん。」





「あははっ♪もうね、すっごくかっこいいの‼︎
気も利くし、勉強もスポーツも‼︎
本当にかっこいいんだよぉ〜♡♡」






そう。
優には中学から付き合っている彼氏がいる。



園田裕翔(そのだゆうと)くんだ。



確かに優が言った通りミスターパーフェクト。
文武両道な上に気さくでフレンドリー。

それに足されて鼻筋のシュッとした綺麗な顔。



園田も、この蓮ヶ丘高校に進学。
彼も注目イケメンの1人で、尚且つモテると噂。


そして、優ももちろん
美少女が来ると入学前から噂されている。



隣で並ぶのが恥ずかしいよ…なんてね笑





「てゆうかさぁ?麻友はさ?いつなの?」




「………えっ…と……なにが?」




「はぁ⁉︎何言ってんの、か!れ!し!よ!
か!!!れ!!!し!!!」





………もう、何言ってんだか。





私は優を無視した。すると





ーーーキーンコーン…ーーー





「ほら、チャイム鳴ったし行くよ。」




「ちょ!ちょっと!まゆぅー……」









そう。今日は入学式。




私は恋愛になんて全く興味がない。




だから…





正直今日は早く終わってほしいの。





って思ってたんだけど….…

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